iPadが夢見るもの
4月発売と発表されたiPadですが、私は先駆けてiPad を使ってみました。

と言っても、xcodeのシミュレーターでの話です(笑)。

xcodeはアップルが無料で提供するアプリケーション開発環境で、Mac OSのDVDの中にも含まれています。
ただし、最新のiPhone OSやiPadのアプリを開発するには、最新バージョンのiPhone SKDが必要ですので、デベロッパー(ADC)登録して、最近のキットをダウンロードする必要があります。3ギガバイト近いので、けっこうダウンロードは時間がかかりました。

さて、とりあえず何もコードを書いていないプロジェクトで実行してみました。



「うわー大きい」

でも、それは24インチ1920×1200のモニターで見た場合の話です。
この解像度のモニターであれば、なんとかiPadを100%表示できます。
もちろん、シミュレーション画面の100%表示とは、ピクセルが1対1で表示されるということであって、実寸ということではありません。

モニターと実際のiPadでは画素ピッチが異なるため、表示サイズも異なります。雑誌などの情報から推定した実寸と比較すると、2~3割大きく表示されている感じです。私の概算では、モニターの画素ピッチが0.19mmほどなら、実寸に近いサイズで確認できます。

このシミュレーションでは、当然動くアプリも少ないですが、雰囲気は感じられます。もちろん横に回転して見ることもできます。
iPadシミュレーション画面の下にあるのは、私のMacのドックの一部です。


シミュレータではsafariが動き、ちゃんとインターネットにもつなげます。

さて、そのiPadですが、ちまたでは色々な意見を聞きます。

「なんだか凄いことになりそう」

という期待感を表す人もいますが、逆に、

「ただの大きいiPhoneでしょ」
「iPhoneがあるのでいらない」
「予想どおりの製品だったので驚きが無かった」
「何に使うのか分からない」

など、いくぶん冷めた意見も多く聞かれます。

確かに見た目はiPhoneに似ていますし、iPhoneのソフトが100%動くわけですから、大きいiPhoneと捉えられるのは無理もありません。

ですが、私はiPhoneのソフトが動くというのは、導入期の単なる引き込みでしかないと思っています。そこにばかり注目していては、iPadの真の可能性に気がつかないでしょう。
アップルはiPhoneユーザーにターゲットを絞っているわけではないと思います。

これまでもこうしたデバイスは、電子書籍などの分野でいくつかのメーカーが発表し、実際にコンビニでコンテンツを販売したこともありますが、お世辞にも成功しているとは言えません。
iPadも、ともするとその分野に近いようなデバイスのため、成功しないという意見もあります。

先駆者が成功しなかった理由は何か?
それはコンテンツの貧弱さだと思います。
その観点において、iPadが従来のデバイスと決定的に異なる点があります。

それがiPhoneのソフトが動くという点なのですが、実はそれ自体はどうでもいいのです。

もっと注目すべきは、iPhoneによって、アプリ開発のための土壌が耕され、今や、いつでも新しい種をまける状態にあるという点です。
ソフトウエアの開発を経験したことがある方なら分かると思いますが、ソフト開発に大事なのは経験とノウハウの蓄積です。それは一朝一夕ではできません。
かつてのデバイスは、ほとんどそれをゼロからやる必要がありました。

しかしiPadの場合、すでにiPhoneで鍛えられた数十万に及ぶプログラマの目の前に、綺麗に開墾された畑が与えられているのです。
これがiPadが他のデバイスと異なる最も大きなアドバンテージだと思います。

ですから、何年か後にはiPhoneのソフトが動くこと自体、いつの間にか、どうでもよくなっているのではないでしょうか。

デバイスはそれにもっとも適した使い方、すなわちそのデバイスらしい、それならではのソフトが整って、初めて成功するのです。

まだ、そいういうものを目にしていない段階で、「いらない」と考えるのは時期尚早。少々想像力が乏しくなってきたかもしれませんよ(笑)。
| うつせみの日々 | 17:55 |
最近入手のお気に入りアイテム
eneloop stick booster


今年の始め(?)に発売され、あっという間に売り切れ、ずっと品切れ状態でなかなか手に入らなかったのですが、予定より早く入荷したそうで、1週間ほど前に届きました。

ペンライトではありません。
USB放電器。
外出先でのiPhoneの充電のために購入しました。

こうした携帯機器を充電するための機器というのは以前から販売されていますが、私は今ひとつ購入に踏み切れませんでした。
その理由は、その機器自体を充電しなくてはならないからです(笑)。
あたりまえのようですが、問題なのはそれを使う度に意図して充電しなくてはならないという点です。

特に私の場合は、iPhone本体でさえもしばしば充電を忘れがちです。
このうえさらに、別の機器を充電するようなことまでは、とても気が回りません。ですから、仮にそういう機器を購入したとしても、いざ出かける時になってそれが充電されていないことに気づく、というのがオチです(笑)。

しかし、この製品ではその心配がありません。
ポイントは、使用する電池がサンヨーのeneloopだという点です。
以前から私はオフィスでも家庭でも、使用済みの廃棄乾電池を減らすために、電池は全てeneloopに代えることを進めていました。

eneloopが他の充電式電池と違う点は、充電状態で長期間ストックできることと、メモリー効果が少ないため使い切らなくても充電できる点です。
この結果、充実した個数を乾電池のような感覚でストックしておけます。

出かける時になってiPhoneの電池が少ないことに気づいても、慌てることはなくこのeneloop stick boosterにつないで、冬ならコートのポケット、夏ならバックにでも入れて外出すれば、車や電車での移動の時間で十分充電できます。また、eneloopの予備を2個か4個持って行けば、長時間の外出でも安心です。

もちろん、eneloopも充電池ですから、使ったら充電する必要があります。しかし、それは使用する時とはまったく別の時に行えばよく、これが大きいのです。

リチウムイオン電池などを使った従来の製品の場合、必ず使う前に充電しなくてはなりません。自然放電があるため、長時間の放置に向かないからです。あくまで使う前日に充電するのが原則でしょう。
しかも、旅先で1度使えば、家に帰って再び充電するまでは使えなくなります。

しかし、eleloopならいくらでも予備を持って行けますし、最悪、予備が足りなくなっても、コンビニに行ってeneloopを買えば良いわけです。
このあたり、買ったらすぐに使えるというeneloopの乾電池感覚が生きてきます。

この「使う」という行為と、「充電する」という行為が、まったく別のプロセスとして切り離せるというのが、実際に使ってみると非常に便利な点なのです。

さて、この製品を手にして誰もが気になるのが、アルカリ電池でも使えるのではないか? ということでしょう。
しかしこれは、難しいでしょう。

他の機器を充電するには、安定した電流と電圧が必要だと思われます。
しかし、使う機器によってそれらが大幅に変化する乾電池では、十分な電力供給ができないと思われます。
アルカリとの比較ではありませんが、eneloopのサイトに乾電池との電圧変化のグラフがあります。
http://jp.sanyo.com/eneloop/info/info03.html

こういう用途では、eneloopは十分な力を発揮するというわけです。

そんな便利なeneloopですが、電圧が1.2Vしかないため、3個以上直列につなぐような機器には向きません。
例えば、アップルの無線アルミキーボードの初期型は単三電池を3個使います。
乾電池では4.5Vになるところが3.6Vにしかならないため、電圧不足でMac OSで確認すると、新しい電池を入れたばかりでも残り少ないような表示になります。
乾電池と違って、電流が安定しているためこれでも動きますが、実際に使ってみるとやはり使える時間はかなり短かったです。
新型の無線キーボードは2個で動くようになったそうですので、それなら問題ないと思います。

eneloopは昨年末に限定カラーバージョンが発売されたので2セット買いました。カラーバージョンはずっと販売して欲しいものです。
というのも、このeneloop stick boosterのように2個単位で使うような場合、2セット以上のeneloopを持ち歩くと、うっかり使用済みと混ざって、どれが使えるのか分からなくなることがあるからです。
ですから、私はカラーバージョンを2セット買って、常に同じ色同士をペアで使っています。
というか、8本全部を別の色にしたところから、誰でも同じ考えで2セット買うのではないでしょうか。商売、上手いですね(笑)。

使ったeneloopは、気が向いた時にまとめて急速充電機で充電しています。
ともかく、使いたい時にはいつでもある乾電池感覚と、安定した電力供給能力という利点を最大限に生かしたこの製品、eneloop stick boosterは実に魅力的な製品です。
| うつせみの日々 | 16:32 |
2010年代、ひとつの方向性(for myself)
テイラー・スウィフトにハマっています(笑)。
毎日聴いています。

http://idesigniphone.com/?s=taylor+swift

16日にアルバム「フィアレス」を購入して、iTunesの再生回数は12。
ほぼ毎日聴いています。
ジャパン・デジタル・バージョンのため20曲はいっているので、アルバムを全部聴くと1.2時間。
通勤や通学でiPodなどで日常的に音楽を聴く人にとっては毎日聴くことが普通でも、生活パターンにそういう時間帯のない私の場合、音楽を聴くというのは、ある程度その時間を確保するということですので、日々様々なミュージシャンを聴く私には、1人のアーチストの聴き方として、なかなかのペースだと思います。

もっとも、普段の私の音楽の聴き方は2種類あり、ひとつはその音楽を聴くためだけに完全に時間を取ること。もうひとつは何かをしながら聴くことです。まあ、音楽好きなら誰でもそうなのでしょうけど。

私の場合、テイラー・スウィフトは後者ということになります。

本当に好きな音楽の場合、それを手に入れた時は「ながら聴き」ができず、手が止まってしまうため、それを聴くことに集中します。
もちろん、どんなに好きな音楽でも、ずっとそういう聴き方ではなく、だいたい5~7回くらい聴いた後は「ながら聴き」になっていきます。

テイラーの場合はそうして聴いたのは最初の1回だけです。
あとは日々「ながら聴き」になっていますが、その理由は、やはり本質的に私の好む音楽ジャンルではないからでしょう。

しかし……

それでも毎日聴くのは、なぜでしょうか?

気分が良くなる。
ひとことで言うと、そんなところです。
音楽を聴くということは、みなそういうこと?

いえいえ、そんなとことはありませんよね。
悲しい時には悲しい曲を聴いた方が、より効果的にヒーリングできるとよく言います。
私のよく聴くイギリスやヨーロッパの音楽の多くは、気分がよくなる曲というよりも、深く物思いにふけったり、想像力を膨らませたり、自分の感性を豊かにするために力を与えてくれます。

もちろんテイラーの音楽には、そういうことを求めるわけではありません。

どの曲においても、目新しいと感じることはありませんが、カントリーというジャンルに絞れば、新しい波なのかもしれません。
現にそれに興味のない私が聴いているのですから。
しかし、音楽全体から見れば、非常にオーソドックスであると言っても良いかもしれません。
どこか懐かしい。私にはそう感じます。
でも、それは回帰ではなく、やはり新しい「傾向」なのかな、という気がしています。

私にとって音楽が古いか新しいかは関係ありません。
どれくらい多く聴いたかも関係ありません。
今の自分がそれに何を感じるかです。

テイラースウィフトは紛れもなく、「今」なのです。
| 音楽 | 08:57 |
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